「治療から予防へ」=予防医療への関心は、自分の体に関心を持つことです。私は、抗酸化サプリメント業界にいたこともあり、機能性食品成分の可能性を信じ、自分でも取り入れていますが、このリリースは、そんな業界にもかかわりそうなネタ。
リリース”植物の生長用LEDフルラインナップ発表” LGイノテック
https://kyodonewsprwire.jp/release/201807055717
韓国のリリースの翻訳版のようですが、業界向けリリースだから十分です。
LGイノテック(LGイノテック)が本日太陽光よりも植物がよく育つ光源である「植物の生長用 LED」製品のフルラインナップを構築してグローバル市場の攻略に本格的に乗り出すと発表
特定波長の光を放ち、植物の成長速度を制御して栄養成分の含有量を増加させることができる先端半導体の光源である。
380nm波長UV-A LEDはアントシアニン、ルテインなどの抗酸化作用の働きをするフィトケミカル(phytochemical、植物性化学成分)の含有量を増加させるのに活用することができる。
植物の生長用 LED市場の規模は、昨年の1億ドルから2022年4億ドルと4倍増加するとの見通しだ。スマートファーム市場の拡張によって、2027年には7億ドルに上昇すると予想される。
野菜農家のスマートファーム工場化だけでなく、サプリメント原料は成分含有量が”肝”ですから、屋内工場化が加速するのでしょうか。
「わかさ生活」が原料として公表しているルテインは、マリーゴールド由来で、インドの農場で栽培されてるそう。写真を見る限りは屋外栽培ですね。
http://www.keminjapan.co.jp/health/flora-glo/
アントシアニンで有名なビルベリーも、北欧で栽培されているようです。
http://uniques.co.jp/material/bilberry/
アスタキサンチンやクロレラなどの原料である藻類は、品質を均一にしやすい屋内タンクで培養されることも多いですが、太陽光に変わる光源が必要=設備&電気のコストがかかる。このリリースの製品で、どこまてコストダウンできるのかはわかりませんが、屋内のスマートファームで、ターゲット成分をたっぷり含有した植物が栽培できて、しかもコストダウンで、、となれば、ベリーを北欧でつくる必要はなくなるかもしれません。コストダウンで、品質のよいサプリメントが安価になる、といいなあ。
ちなみに、厚生労働省「健康日本21」では、”健康寿命の延伸”や”生活習慣病の発症予防”などのため、様々な数値目標を掲げています。「野菜と果物の摂取量の増加」目標では、平成34年度までに
野菜摂取量の平均値 350g
果物摂取量100g未満の者 の割合 30%
となっています。質のよい野菜をとることも大事ですね。
<参考>厚生労働省「健康日本21(第2次)」
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