最近のキーワード「ブランディング」関連乱読の1冊です。
もう会社に頼らない、SNSブランディングという生き方
著:福島清史/坂口茂樹
タイトルから独立/企業系の本と思いきや、以外にも?転職指南本。2012年出版ですが、内容は特に古くない!この色褪せない感、ビジネス本にしては珍しいですが、人事や組織は変わるの数年単位ですからね。2012年の転職最前線→2018年のリアルって感じです。wantedlyなどアプリや最新SNS使った転職は、まだまだ限られた企業での動きで、これからですしね。
本書は、
- 転職エージェントを通しての転職
- SNSによるセルフブランディング&ネットワークでの転職
に大別されています。
自分のキャリアの棚おろしの仕方も普遍的ですが、実用的です。面白かったのは、転職エージェントのビジネス構造や、大手/中小/個人エージェント別の長所短所など。転職エージェントと関わったことのある方は、「転職エージェントあるある」として、読み進めるのも面白いはず。
私も2016年に、転職エージェントやビズリーチなどの支援サイトを活用し転職し,仲良しのエージェントさんと情報交換がてら、よくランチをしていますが、仲良くなれば、本当に強い味方になってくれる「プロフェッショナル」な方々です。
反面、1回きりしか連絡とってないエージェントも数多く、”転職のためでも、むやみに個人情報を渡すな”という指摘には、自分の行動を反省したりもしました。
SNSブランディングについては、自分の競争力を高めたい人は、すでに実践中で、巷にも情報はあふれていますが、本著は、外資と日系両方の企業への転職に向けて、と目的を絞っているのが特徴的。Linkdin推しですが、この点だけは2012年時点で期待されてたほど、日本国内の転職では活用されてないですね。
著者のひとり福島氏は、現在も外資系企業に勤務しながら、マーケティング、セルフブランディングの分野で執筆や講演でご活躍中とのこと。ブログ赤裸々で面白い!IT関係営業職とのことで、人事系ではないようなのですが、本業以外にも、これだけ語れるって素晴らしい!
http://ki44fukushima.hatenablog.com/