書評「一緒にいてもスマホ」その①

スマホに囚われてる日常、、、異常なのはわかってるけど、一体全体、何が起こっているんだろう…??

ずっと読みたかった本、ようやく読みました。

一緒にいてもスマホ ―SNSとFTF―

フェイス・トゥ・フェイスの会話のない世界

急激に広まったスマートフォンは、いつどこででも連絡を取り合える日常を作り出した。その反面、親子、友人、恋人同士の関係性にも大きな変化をもたらしつつある。家庭、学校、職場でいま起きている問題を豊富なインタビューをもとに分析し、便利さと引き換えに失ったもの、またそれを取り戻す方法をTEDでも話題のシェリー・タークルが提言する。

本著は、

対面会話の欠如により失ったものに気付かせる警鐘

であり

会話は”取り戻せる”という希望

でもあります。

オンラインのあらゆる誘惑に抵抗できず、ちょっとでも暇があればスマホをチェックする。子どもも大人も対面会話を避け、メールやチャットをやりとりする。家庭でも職場でも教室でも、あらゆる場所でのありふれた光景です。

しかし、これは”孤独”=内省、”友情”=共感、そして”社交”=指導という会話のもつ”三つの善”を断ち切る行為である、とコンピューターと心理学の関係を研究し続けてきた著者は指摘します。

自分の思考をはぐぐむ時間をもつこともできるのに、空想にふけることすらしない。

開放型の自発的な会話や、アイデアと戯れる会話、傷つくのを恐れず面と向かって行う会話は、めったにおこわなくなった。そういう会話のなかでこそ、共感や親密さが芽生え、社会的行為の力がつくというのに。教育上、職業上の有意義な協調心が育つのも、その種の会話のなかである。

メールやチャットで育ち大人になった世代は、”会話離れ”という発想すらないと言います。失われたものを経験したことがないからです。

子育ての場でのスマホ

私もスマホ漬けの日々を送っています。幸運にも、子ども達に「お母さんはスマホばっかり!」と泣かれたことはありませんが、手本になってないことは間違いありません。

「子どもの前でスマホをしている姿を見せない」と徹底していた友に感嘆しながらも、私の好奇心や楽しみを満たしてくれるスマホは私にとっても大切で、時には仕事、時には娯楽、そして世の中とつながる場でもあります。でも、本著に書かれている、子どもと一緒にいても(たとえビーチにいても、キャッチボールをしていても)スマホを手放さない親は私の姿そのものです。

子どもの話に耳を傾け、言葉でも言葉以外でも反応し、新たな難問や感情的な反動をめぐる問題解決の手助けをしたり、子ども達が自分自身や自分の経験を理解する手助けをすべきです。(略)10歳から15際になると身につけるのが格段に難しくなるスキルのすべてをー学んでいくのですから

子どもは、自分ではなくスマホを見る親を見るたびに失望し信頼感と安心感を失い続けている、といいます。現に、この文章を書いている今、3歳の息子はキーボードの上にダイブして、私の気を引こうと必死です。ブログ書いてる場合じゃないわ(笑)今日はこれでおしまい!

本著の提案通り、せめて家にデジタル機器のドック(置き場所)をつくり、積極的に”スマホを回避”するようにしよう、と本気で考えされられました。

続きは次回!

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