賢いってなんだろう?「知ってるつもり 無知の科学」

「学ぶ」ということの根本を考え直したくなる、なかなかNO衝撃本。 知ってるつもり――無知の科学 章を追うごとに深く深く、初めの数章で諦めちゃダメ! 冒頭の数章は、認知学や脳科学のおさらいのような内容もあり、正直「どっかで… 続きを読む 賢いってなんだろう?「知ってるつもり 無知の科学」

遊びか仕事かわからない案件がいくつもある幸せ「ナリワイをつくる〜人生を盗まれない働き方」

「働き方」の本は本当に数多く、いろんな可能性が広がる楽しい分野です。最近は しょぼい起業で生きていく がよく売れているそうで、私の周囲でも「読んだ?」とよく噂されています。本著は2012年発刊ということで、先駆け的な一冊… 続きを読む 遊びか仕事かわからない案件がいくつもある幸せ「ナリワイをつくる〜人生を盗まれない働き方」

批評は創造的活動である「読んでいない本について堂々と語る方法」

「読んだ本について語りたい!」という衝動(義務感)と対極にあるようなこのタイトルで表紙買い。読んでない本について語るための本が、なぜ出版されたのか? 読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫) フランス論壇… 続きを読む 批評は創造的活動である「読んでいない本について堂々と語る方法」

よしもとばななの描く中年も、よい!「もしもし下北沢」

思い出のつまった”下北沢”と、10数年ぶりの”よしもとばなな”という読む前から、期待の高まる組合せ。もちろん、読んで正解の大満足でした。 もしもし下北沢 (幻冬舎文庫) 父親が無理心中に巻き込まれたあと、逃げるように下北… 続きを読む よしもとばななの描く中年も、よい!「もしもし下北沢」

音楽のような文章 東京が恋しくなる「珈琲が呼ぶ」片岡義男

久しぶりの片岡義男。短編小説だけ読んできたので、エッセイは初めて。片岡さんの肉声っぽい文章、新鮮なような懐かしいような。 珈琲が呼ぶ 東京育ちの心くすぐる空気感 実家の近くの地名が頻出するので、片岡さんとこんなに生活圏が… 続きを読む 音楽のような文章 東京が恋しくなる「珈琲が呼ぶ」片岡義男

熱狂、攻めろ、走り抜け!「死ぬこと以外かすり傷」

とにかく言葉が強い。一つ一つが突き刺さる。 死ぬこと以外かすり傷 [ 箕輪厚介 ](楽天ブックス) 熱狂しろ、攻めろ、誰よりも動け、走り抜け、予定調和や利害損得を破壊して、己の偏愛のために狂え、と、とにかく勇ましい、サラ… 続きを読む 熱狂、攻めろ、走り抜け!「死ぬこと以外かすり傷」

未来を学ばねば!の危機感獲得「イーロン・マスクの世紀」

日経新聞のシリコンバレー特派員として2013〜2016年の四年間を現地で過ごした兼松記者の著作。 イーロン・マスクの世紀 新聞記者という「プロ」らしい素晴らしい仕事 イーロン・マスクの手掛けるスペースXやテスラをはじめ宇… 続きを読む 未来を学ばねば!の危機感獲得「イーロン・マスクの世紀」

ノンフィクションなのに詩的すぎ!「海について、あるいは巨大サメを追った一年:ニシオンデンザメに魅せられて」

ノルウェーの権威ある文学賞のノンフィクション部門を受賞し、世界20カ国以上で紹介されている話題の本。ニシオンデンザメを始め、海の生き物の描写の素晴らしさはもちろん、それ以上に、まるで北欧の海辺で思索に耽ったような、静かな… 続きを読む ノンフィクションなのに詩的すぎ!「海について、あるいは巨大サメを追った一年:ニシオンデンザメに魅せられて」