書評「世界一ゆるいイラスト解剖学 からだと筋肉のしくみ」

筋トレは裏切らない!

体が資本のフリーな立場になり、意識して体を動かす必要性を感じています。また、先月参加した「スポーツ栄養学学会」で、InBody 体成分分析装置 ボディーコンポジションアナライザー InBody770を試させてもらい、3年続けたピラティスのおかげで、体幹と両下肢の筋肉は理想の90%以上なのに対し、全く鍛えない両腕の筋肉は理想の70%、というデータも確認し、

「筋トレは裏切らない!!」

と、まさにTestosteronさん著書そのままの「筋トレが最強のソリューションである」の心境です。(ところで、あのInBody、アマゾンで売ってますが250万円もする!)

ピラティスに限らず筋トレでは、自分がどの筋肉を動かしているかを、意識することがすごく重要です。でも、体表面の筋肉はかろうじて存在を認識していますが、深層の筋肉は、全く意識したことがないし、動かしている実感も感じにくい。ですので、ピラティスでは、「どの関節をどっち向きに動かすか」ということを、丁寧に声がけすることで、ターゲットの筋肉を動かしています。

でも、本当は、筋肉を立体的に意識できた方が、絶対効果があがるはず。そこで、この本です。

世界一ゆる~いイラスト解剖学 からだと筋肉のしくみ

直感的に深層筋肉がわかる本

著者の有川譲二氏は、理学療法士・整体師・解剖学講師で、なんとイラストレーター! イラストのわかりやすさ、直感的な理解しやすさは、深く理解している専門家の著者がイラストまで書いているから、なんですね。50000人以上がフォローしているというフェイスブックで、「世界一ゆる~く学ぶ イラストヨガ解剖学教室」を開講中とのことで、SNSなどでわかりやすさや普段使える知識レベルにこだわって結果が、この本によく現れているな、と思います。

この筋肉を使いたいならこの動き、または、逆に、この動きをするとこの筋肉が動く、ということが、とにかくシンプルに伝わります。体幹トレーニングするときの、意識が明日からガラッと変わりそうです!



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