あっちゃんの自分マーケティングを考察「僕たちはどう伝えるか」

まえがきに明記のとおり、本当に30分で読めるプレゼンの指南書、オリラジの中田敦彦=あっちゃん著。
僕たちはどう伝えるか (単行本)

オリラジあっちゃんの超絶分かりやすいプレゼン指南書

喋りのプロ=芸人であり、「しくじり先生」で有名になった通り超絶上手なプレゼンターでもある著者が、プレゼンに関する心得を余すことなく伝授してくれ、期待以上のわかりやすさです。文章が、馴染みの「あっちゃん」そのままの語り口調なので、頭の中でもれなく、映像付きでトークが再生され、目から脳からも二重にインプットされている感覚でした。ぜひご一読いただきたい!

単なる”得意なネタでの出版”プロジェクトではない!

さて、期待を裏切らない本ではありますが、単に「芸人だから喋りが上手なので本出しました」という感じではないのは、著者のこれまで芸歴からもなんとなく感じます。何を意図しての出版なんだろう、狙いは?ということで、ここ最近の活動を確認してみましたが、、、、すごい、なんとも色々やってる。

1.YouTuber

「NKT official Channel」にてYouTubeを毎日!配信しているそうです。自身で撮影しノー編集でアップするというDYI運用!編集なしで最後まで見せる、さすがプロ。

2.インテリ本の著者&イクメン翻訳者

本著の告知ももちろんYouTubeでバンバンしていますが、興味深いのは、9月に2冊の本が出版されたということ。本著と、翻訳した絵本「だいじょうぶだよ、モリス」です。インテリキャラとイクメンキャラ、全く違う2つのキャラで、活動の幅を広げています。

3. アーティスト

RADIOFISHとしても9月にツアーの大阪・名古屋公演を開催しています。(しかも、新宿ルミネで大阪・名古屋の公演チケットを自ら手売りしたりもしていたそう)。ただ、このRADIOFISHについては、紅白出場までした2016年の収入が2円しかなかったことにより、”お金の儲かる仕組み”を追求するきっかけになったと、下記のインタビューで語っています。

『PERFECT HUMAN』の収入は2円だった……? 『SA-CUS』でオリラジ中田が語ったお金の仕組み https://33man.jp/article/005878.html

4. オンラインサロン主催者

最新の注目すべき活動としてオンラインサロン(=自ら運営するファンクラブ)の主宰(月額1000円)もしています。キンコンの西野さんの手法なども勉強しているようで、”自分のところにお金が入る”ビジネスモデルを本気で構築しようとしているのが分かります。

あっちゃんの生存戦略とは?

松本人志さんがRADIOFISHを見て、「こいつら一切、ここで笑かす気がないんやということに笑ってしまいます。〜武勇伝自体もちっとも面白くないですもんね。それもひっくるめて笑ってしまいますね。大したもんやなとは思いますね。〜オリラジは本当に売れるのが早かった。この先どうするんやろうと思ってたら、結構、手を替え品を替え残ってますからね」とコメントしたそうですが、https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2016/02/21/0008824081.shtml

  • クイズ番組などでの高学歴イメージから、情報番組のコメンテーター、本の執筆などインテリ芸人を超えた”文化人”としての活動を強化。今後は、ビジネスパーソンとしても活躍しそう。
  • 育児や家族との時間のため仕事を調整するなど、芸人として前例のない生き方を実践、それを積極的に発信している。イクメン、働き方改革など時流に乗り、働き方イベントのゲストなども務めている。
  • 受験勉強やプレゼンなどのスキルをフォーマットとして本を執筆、自ら商品を開発している。
  • YouTube毎日配信、ファンクラブやトークライブなど、自分が必要と思った活動は、スタッフに頼らず、自身で、やり方を学び企画運営。ビジョンミッションをやり遂げる実行力
  • なんだかんだ言って、相方や会社をちゃんと巻き込むリーダーシップ

などなど、挙げたらキリがないですが、特に自分の”強み”を見極め、そこを集中して磨き、継続して行動し続ける「ブランディング」に非常に優れた方だと思います。芸能界という特殊な場に、売れる仕組み作り=マーケティング的思考を用いて、起業家的なビジネスモデルを持ち込んで生き残っている方であること、改めて感じました。

「自分の人生」何するかは自分で決める!

最後に、あっちゃんのインタビューで一番気に入った記事をご紹介。

「やる気が出ない」「目標が見つからない」の悩みには必ず原因がある! 『大合格』オリラジ・中田敦彦の悩み解決の法則【インタビュー前編】https://ddnavi.com/news/376223/a/

後編に最後の言葉が、わたしが常々思っていることと同じ!

人生って面白いゲームと同じだと思ってるんですよ。金稼いでもいいし、冒険に出てもいいし、何かを育ててもいいゲームがあるじゃないですか。あれと同じだけど、時間がきたら自動的に切れるんです。この人生ゲーム、ボーッとしているだけでもいいんですけど暇で退屈だから、みんな何か面白いことをやりたくなるんですよね。それがひとつとは限らないので、何かに飽きたら別のことをはじめてみると、また次の夢や目標に向かってやる気が湧いてくると思います。

突破力は全くかないませんが、「自分の人生で何をするか」は自分で自由に決めたい、そのために生きてるのだ!と私も思います。”自由”については、”働き方”がとても重要で、そこを軸にしながらPRの力で世の中を変える、その流れをブーストできるパブりシストでありたいです。

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