未来を学ばねば!の危機感獲得「イーロン・マスクの世紀」

日経新聞のシリコンバレー特派員として2013〜2016年の四年間を現地で過ごした兼松記者の著作。 イーロン・マスクの世紀 新聞記者という「プロ」らしい素晴らしい仕事 イーロン・マスクの手掛けるスペースXやテスラをはじめ宇… 続きを読む 未来を学ばねば!の危機感獲得「イーロン・マスクの世紀」

ノンフィクションなのに詩的すぎ!「海について、あるいは巨大サメを追った一年:ニシオンデンザメに魅せられて」

ノルウェーの権威ある文学賞のノンフィクション部門を受賞し、世界20カ国以上で紹介されている話題の本。ニシオンデンザメを始め、海の生き物の描写の素晴らしさはもちろん、それ以上に、まるで北欧の海辺で思索に耽ったような、静かな… 続きを読む ノンフィクションなのに詩的すぎ!「海について、あるいは巨大サメを追った一年:ニシオンデンザメに魅せられて」

”伝える”が仕事の人、分厚いけど読もう!「ザ・レトリック」

「伝える」ことの奥深さを、とことん論じる1冊です。エピソード多く、軽めの文体ですが、中身はずっしり、なかなか終わらない500ページ超。 THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術 古代ギリシャやローマ時代に遡… 続きを読む ”伝える”が仕事の人、分厚いけど読もう!「ザ・レトリック」

元○○にも賞味期限はあるが、スタバはまだまだ大丈夫そう「ブランド 元スターバックスCEOが教える「自分ブランド」を築く48の心得」

「スターバックス」元CEOの著作ということで、ブランド成立の内幕を期待して読んだのですが、セルフブランディングの本でした。副題に確かにそう書いてあったのに、私。。。 ブランド 元スターバックスCEOが教える「自分ブランド… 続きを読む 元○○にも賞味期限はあるが、スタバはまだまだ大丈夫そう「ブランド 元スターバックスCEOが教える「自分ブランド」を築く48の心得」

ジブリ映画の新しい見方を授かった!「誰も語らなかったジブリを語ろう」

押井守監督が語るジブリ評。目からウロコの指摘の数々で、積年の謎が色々解けた感じ!しかも、宮崎作品だけでなく、ジブリ全作品について語る、たまらない企画です。 誰も語らなかったジブリを語ろう (TOKYO NEWS BOOK… 続きを読む ジブリ映画の新しい見方を授かった!「誰も語らなかったジブリを語ろう」

コンサルタントの誠実なる自虐「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」

業績管理シートの記入(特に自分の)が本当に嫌いで嫌いで、あれを書かない人生にたどり着けて、最高に嬉しい今年。そんな「業績管理システム」を含む様々なコンサルティングファームの「発明品」をバッサバッサと切り捨てる、痛快な本で… 続きを読む コンサルタントの誠実なる自虐「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」

宇宙と読書の大いなる共通点に感動「忙しすぎる人のための宇宙講座」

宇宙に想いを馳せる、心が解放される至福のひととき。それに加えて「読書への情熱」も奮い立たせる素晴らしい1冊。著者だけでなく、わかりやすい日本語に仕上げてくれた監修の渡部潤一先生、訳者の田沢恭子さんにも大感謝、今年の私的ベ… 続きを読む 宇宙と読書の大いなる共通点に感動「忙しすぎる人のための宇宙講座」

読みやすさと科学的正しさが両立する希少な書「データ栄養学のすすめ」

食と健康に関する情報について、「読みやすさ、わかりやすさと科学的な正しさの両立」を見事に実現!本著は素晴らしく、わかりやすく、とても面白かったのですが、それが故に、食に関する情報の「闇」は奥深く「一体何を信じれば、、、」… 続きを読む 読みやすさと科学的正しさが両立する希少な書「データ栄養学のすすめ」